人間工学から考えるストレスフリーなピペッティング方法と実験に適したピペットとは?

人間工学から考えるストレスフリーなピペッティング方法と実験に適したピペットとは?

弊社は、エルゴノミックピペット設計のパイオニアで、Finnpipette Fシリーズもその成果の1つです。人間工学の専門家の協力により開発された軽量でユーザーフレンドリーなFinnpipette Fシリーズは、軽い力でピペッティングやチップイジェクション(取り外し)ができ、ピペッティングストレスを軽減します。

マニュアルタイプのピペットは首、肩、上腕の筋肉や骨格に負荷がかかり、反復性ストレス損傷の原因となることがあります。このような傷害のリスクを最小限にするようなチップもあります。

人間工学的に良いとされるピペッティング方法

  • 目的に合ったピペットを選択。96ウェルや384ウェルプレートへの分注、特に長時間ピペッティングするときは電動ピペットが最適です。
  • ピペット、チップラック、その他のアクセサリを手にとって作業しやすい位置に配置します。
  • 高さを調整できる椅子を使用し、正しい姿勢で作業できるように調整します。アームレストやフットレストも疲労軽減に役立ちます。
  • ピペッティング中、手首はまっすぐ伸ばし、リラックスした状態でピペットを握ります。
  • 20分ごとに1-2分の休憩をとりましょう。
  • 可能であれば、時々左右の手で役割を入れ替えてみましょう。
  • 可能であれば、立ったり座ったり、姿勢を変えてみましょう。

実験に適したピペットの種類

シングルチャンネルピペット

空気置換方式の容量可変型シングルチャンネルピペットは最も頻繁に使用されるラボ用器具の1つです。 汎用性と広い容量レンジで、さまざまなアプリケーションに使われています。

チップのタイプを、例えばスタンダードチップから広口径のワイドチップに変えると、粘性の高い溶液をより正確に分注することができます。その他、ゲルローディングチップや純度保証チップなどもあります。

マルチチャンネルピペットは、ELISA、PCR、細胞培養などマイクロプレート関連のアプリケーションで多用されます。マニュアルタイプは、簡単に使えるため、小スケールのマルチチャンネルワークに便利です。96ウェルプレートに適した8チャンネルおよび12チャンネルバージョンと、384ウェルプレートに便利な16チャンネルバージョンがあります。

電動ピペット

大量の分注を繰返すアプリケーションには、電動ピペットが人間工学的に適しています。Finnpipette Novusは、日本語表示もできる多機能な製品で、ラボのさまざまなタスクをプログラムすることができます。電動ピペットで、最も頻繁に使われる機能は、一定量の試薬を複数回分注する「連続分注」です。 マイクロプレートに分注するとき、マルチチャンネルの電動ピペットで「連続分注」モードを使用すれば、プレート1枚の分注完了に1分もかかりません。

ディスポーザブルピペット

ディスポーザブルピペットは、細胞及び組織培養のアプリケーションや一般的なラボでの、1mlを越える容量の液体秤取に使われます。ガラス製とポリスチレン製があり、プラスティックのディスポーザブルピペットは、無菌性が要求されるアプリケーションに便利です。

S1 Pipet Fillerのようなピペッティングエイドを使うと、ディスポーザブルピペットへの液体の吸排を精度よく、安全に行うことができます。吸引・排出のスピードは、液体の種類に合わせて、別々に調整することができます。

試薬ディスペンサ

試薬ディスペンサは、試薬ボトルから直接試薬分注できる簡単で信頼性の高い製品です。Finnpipetteディスペンサは、日常の試薬分注を容易にします。

連続分注ピペット

Finnpipetteステッパーは、強制置換方式の連続分注ピペットです。チップ内で空気と接触しないため、高粘度や揮発性の溶液にも適しています。同じハンドルに、容量の異なるチップを装着することができます。

いかがでしたでしょうか?

身体に良いピペッティング方法とアプリケーションに適したピペットを選ぶことで、ストレスフリーな実験を心がけましょう!

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