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Learning at the Bench

最近の記事

【いまさら聞けないがんの基礎 3】がんと微小環境の関係とは?
19世紀に、炎症イベントとがん進行との関連性に関する最初の知見が報告されました。これらの先の知見をサポートする疫学的、実験的、および臨床的証拠を提供する数多くの報告が劇的に増加してきています。現在、がんの発生におけるリスクファクターとしての慢性炎症の存在に関しては多大な情報が存在しますが、このプロセスを誘導する正確なメ...
【いまさら聞けないがんの基礎 2】代表的ながんドライバー遺伝子とは?
がんドライバー遺伝子および炎症 1940年代から1950年代に研究者は、がんの発症には遺伝的背景が関与している可能性があると仮定し始めました。*1 そのような考えは、現代の分子がん研究を立ち上げたパラダイムシフトを代表するものです。1950年代の間は疫学データおよび数学的モデルに依存していましたが、Nordlingらの...
【いまさら聞けないがんの基礎 1】がんと慢性炎症の関係とは?
生理的炎症は、感染および組織損傷に対する身体の初期免疫防御の一つです。急性炎症は、身体が身体自身を治癒しようと働く際に生じ、その後、感染や組織損傷が回復するにつれて消失します。反対に、慢性炎症は有害で、がんを含む多くの重篤な疾患に関係します。*1,2 研究者は炎症が高頻度で腫瘍進行に関係することを確認してきましたが、炎...
TaqManアッセイに関する5つのヒミツとは?
その1. ~TaqManアッセイの由来~ Applied Biosystems™ TaqMan™アッセイはもともと1980年代のビデオゲーム、Pac-Manにちなんで名付けられました。Pac-Manは、日本のビデオゲームデザイナーである岩谷徹氏によって開発されたゲームで、米国発売後に絶大な人...
Ask TaqMan – リアルタイムPCRについての質問はありますか?
リアルタイムPCRを使い始めの方も、長年使っている方も、リアルタイムPCRやデジタルPCRについて質問があるでしょう。 そんなあなたの質問をAsk TaqManビデオで我々スタッフが答えます。皆様も疑問に思うことがあれば、Asq Taqmanで質問を投稿してみてはいかがでしょうか? 本日は、当ビデオシリーズから人気の高...
インタクトタンパク質分離に塩グラジエントとpHグラジエントのどちらを選択しますか?
過去20年で、低分子医薬品の開発から高分子医薬品の開発に移行が進んでいます。現在、バイオ医薬品は医薬品市場の上位半分以上を占めています。このような中、バイオ医薬品の開発から品質管理において、イオン交換クロマトグラフィーを利用したインタクトタンパク質の分離が広く行われるようになりました。なかでも、チャージバリアントの分析...
RNA精製で注意すべきテクニック -その2-
RNAの調整・精製は、次世代シーケンシング、リアルタイムPCRによる発現定量(RT-qPCR)、ノーザンブロット分析やcRNA合成など、さまざまな実験に必要となる基本的な技術です。 しかしながらRNAの調製のステップは、回収されるRNAのプロファイリングの維持や、RNAの純度、収量など、以後の分析結果に大きな影響を及ぼ...
RNA精製で注意すべきテクニック -その1-
RNAの調整・精製は、次世代シーケンシング、リアルタイムPCRによる発現定量(RT-qPCR)、ノーザンブロット分析やcRNA合成など、さまざまな実験に必要となる基本的な技術です。 しかしながらRNAの調製のステップは、回収されるRNAのプロファイリングの維持や、RNAの純度、収量など、以後の分析結果に大きな影響を及ぼ...
培養細胞におけるsiRNAの導入を最適化するTipsトップ10【前編】
みなさんは培養細胞を扱う中で、トランスフェクションにお困りではないでしょうか? 本記事では、多くの人が利用するトランスフェクションの最適化に役立つ要素10点(今回は1~5の下記5点)について紹介いたします。   以下の推奨事項はすべてsiRNAに関するものですが、miRNAmimic/inhibitorにも適...